副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
「え?あの時?」
莉乃は驚いたように聞いた。

「ああ、あの時からお前の瞳を見ると落ち着かなかったよ」
そう言うと、誠はそっとキスを落とした。

「絶対に幸せにするから」
そう言うと、誠は莉乃の抱き上げると寝室へ向かった。

「シャワーの前に、俺にドレスを脱がさせて」
熱っぽい瞳で言われ、莉乃は誠の首に腕を回した。

「誠しか、脱がせられないでしょ?」
悪戯ぽっく笑った莉乃に、誠は苦笑するとチュッとキスを落とす。

「俺は、一生お前にはかなわない気がするよ。奥さん」


「ずっと愛してね。ダンナ様」

そう言うと、どちらともなくキスを交わした。




< 276 / 323 >

この作品をシェア

pagetop