副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
誠は莉乃をベッドに組み敷くと、上から莉乃を真剣な瞳で見下ろした。

「莉乃いつかは子供作ろうな。でも、もう少しお前と2人の時間を過ごしたいんだけど莉乃は?」

莉乃は少し考えた後、誠の頬に手を触れた。
「そうだね。もう少し2人の時間を過ごそうね。でもいつかはパパとママにね」

「もちろん」

莉乃の言葉に、誠は嬉しそうに微笑むと優しく莉乃を抱きしめ、首筋にキスを落とした。

「じゃあ、とりあえずは愛を確かめないといけないな」
ふざけたように言った誠に莉乃はクスッと笑った。

結婚式はこれからの長い人生のスタートかもしれない。
でも二人ならきっと。
そう思いながら、莉乃は誠を抱きしめた。



「莉乃、愛してる」

「私も愛してる」

世界で1番大切な旦那様に一生の愛を捧げるよ…。

End.
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