副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
おまけ バラの誘惑 内緒は密やかに
誠にクリスマスにプロポーズされてから、初めてのバレンタイン。
毎年少し高級なチョコレートを贈ってきたけど今年はどうしようかな……。
婚約中……。
少し恥ずかしいような、もうすぐ人妻になるという不思議な時間。
マリッジブルーという言葉があるけど、まだ今はそんな気分にはならないな。
誠はとても優しいし、年上の余裕か甘やかしてくれる。
それが本当は少し不満。
もっと私にも甘えて欲しいし、頼って欲しい。
「莉乃!お待たせ」
そんな事を考えていると、ポンと肩を叩かれた感触とともに、名前を呼ばれハッとして顔を上げた。
「香織」
今日は香織と一緒に、毎年恒例のチョコレートを見に行く約束をしている。
「どうする?百貨店のバレンタインコーナーに行くか、新しくできたっていうチョコレートショップ見に行く?」
香織に言われて、私は少し悩んでから答えた。
「とりあえず百貨店に行っていい?」
「もちろん」
ニコリと笑った香織と一緒に歩き出した。街の中はハートやチョコレートのディスプレイがたくさんされていて楽しくなってきた。
毎年少し高級なチョコレートを贈ってきたけど今年はどうしようかな……。
婚約中……。
少し恥ずかしいような、もうすぐ人妻になるという不思議な時間。
マリッジブルーという言葉があるけど、まだ今はそんな気分にはならないな。
誠はとても優しいし、年上の余裕か甘やかしてくれる。
それが本当は少し不満。
もっと私にも甘えて欲しいし、頼って欲しい。
「莉乃!お待たせ」
そんな事を考えていると、ポンと肩を叩かれた感触とともに、名前を呼ばれハッとして顔を上げた。
「香織」
今日は香織と一緒に、毎年恒例のチョコレートを見に行く約束をしている。
「どうする?百貨店のバレンタインコーナーに行くか、新しくできたっていうチョコレートショップ見に行く?」
香織に言われて、私は少し悩んでから答えた。
「とりあえず百貨店に行っていい?」
「もちろん」
ニコリと笑った香織と一緒に歩き出した。街の中はハートやチョコレートのディスプレイがたくさんされていて楽しくなってきた。