副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
「莉乃。ほら」
「ありがとうございます……」
(あっ……今日も莉乃…呼びだ……)
アイスコーヒーを受け取ると、莉乃は少し息を吐いた。
車は高速に入り、FMラジオから流れる歌を歌ったり、趣味の話をしたり、意外なほど盛り上がり、あっという間に気づくと目的地へと到着していた。
車を降り弘樹は、当たり前のように香織のもとへと行くと、
「香織ちゃん行こうか」
と香織を呼び、パークへ向かい2人は歩き出した。
「初めから2人で行けるなら2人で来ればいいのにな」
誠の呟きに、
「ホント……。珍しく弱気な事言うから着いてきたのに」
莉乃も呟くように言った。
そんな莉乃にチラリと目線を向けた誠は、
「せっかく来たんだし、お前も楽しめば?」
「副社長もぜひ楽しんでください。こんなところに来るなんて思いもしなかったです」
「俺だって、弘樹に頼まれなければ、一生踏み入れるところのない場所だよ」
誠はため息をついて、目の前のテーマパークに目を向けた。
「ですよね。想像もつかなかったです」
そんな誠を見て、莉乃も誠の少し後に続いた。
「ありがとうございます……」
(あっ……今日も莉乃…呼びだ……)
アイスコーヒーを受け取ると、莉乃は少し息を吐いた。
車は高速に入り、FMラジオから流れる歌を歌ったり、趣味の話をしたり、意外なほど盛り上がり、あっという間に気づくと目的地へと到着していた。
車を降り弘樹は、当たり前のように香織のもとへと行くと、
「香織ちゃん行こうか」
と香織を呼び、パークへ向かい2人は歩き出した。
「初めから2人で行けるなら2人で来ればいいのにな」
誠の呟きに、
「ホント……。珍しく弱気な事言うから着いてきたのに」
莉乃も呟くように言った。
そんな莉乃にチラリと目線を向けた誠は、
「せっかく来たんだし、お前も楽しめば?」
「副社長もぜひ楽しんでください。こんなところに来るなんて思いもしなかったです」
「俺だって、弘樹に頼まれなければ、一生踏み入れるところのない場所だよ」
誠はため息をついて、目の前のテーマパークに目を向けた。
「ですよね。想像もつかなかったです」
そんな誠を見て、莉乃も誠の少し後に続いた。