副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
莉乃は部屋に戻り、いつも通りシャワーを浴びた。
今日はお腹もいっぱいだった為、少しだけ赤ワインをグラスに注ぐと、パソコンの電源を入れた。
沢山の数字と、曲線がパソコンの画面上に映し出されると、真剣な面持ちで画面を見つめた。
(NYダウ……米ドル……。買いかな)
キーボードを軽快に指を滑らせると、ジッとチャートを睨みつけた。
莉乃の専門分野は経営学だ。
学生時代からの株などの資産運用でかなりの利益を出していて、このマンションも一括で購入していた。
莉乃は、会社での常務の財務資料を自分のもっているソフトで検証したかった。会社で使用しているパソコンでは限界があった。
(絶対に何か裏がある。前に思った違和感は当たっている)
莉乃には確信があった。
(パソコンのセキュリティを強化してもらってからにしないとな)
自分の勉強と世界の市場状況を確認すると、パソコンを閉じた。
莉乃はベットに入ると、いつも寝つきが悪くスマホなどを見ながら過ごすが、なぜか目を閉じると今日はすっと眠気が襲い深い眠りに落ちた。
今日はお腹もいっぱいだった為、少しだけ赤ワインをグラスに注ぐと、パソコンの電源を入れた。
沢山の数字と、曲線がパソコンの画面上に映し出されると、真剣な面持ちで画面を見つめた。
(NYダウ……米ドル……。買いかな)
キーボードを軽快に指を滑らせると、ジッとチャートを睨みつけた。
莉乃の専門分野は経営学だ。
学生時代からの株などの資産運用でかなりの利益を出していて、このマンションも一括で購入していた。
莉乃は、会社での常務の財務資料を自分のもっているソフトで検証したかった。会社で使用しているパソコンでは限界があった。
(絶対に何か裏がある。前に思った違和感は当たっている)
莉乃には確信があった。
(パソコンのセキュリティを強化してもらってからにしないとな)
自分の勉強と世界の市場状況を確認すると、パソコンを閉じた。
莉乃はベットに入ると、いつも寝つきが悪くスマホなどを見ながら過ごすが、なぜか目を閉じると今日はすっと眠気が襲い深い眠りに落ちた。