「ごめんね」
溢れる気持ち

「私も...」
離れたくなかった。ゆうがとずっと一緒にいたいの...。
「俺んち、くる?」
「いいの、?」
ゆうがは頷いた。お母さんと部長に連絡しなきゃ。私はケータイを取り出し、メールをうった。
「じゃあ 行くか」そう言ってゆうがは手を握ってきた。

なんかムズムズしてきた。
すごいキスしたい。ゆうがとイチャイチャしたい。

そう思うと胸がキューってなっていてもたってもいれなかった。

「ゆうが」
ゆうがが振り返った瞬間 私はゆうがにキスした。キスしてくれるのはいっつもゆうがだったから。私からしたのはこれが初めてだ。

ゆうがは顔を真っ赤にして
「なっ...おまえ、っ」顔を手で隠した。
かわいい だいすき。

「あははっ!ゆうがかわいい。」
「かわいくねーし!」

ゆうがの家だ。
「母さん 今日こいつ、泊めてもいい...?」
私は恥ずかしかった。そ、そういうことするんだよね...。
ゆうがのお母さんはびっくりしてたけどすぐに笑って「いいわよ」と言った。
「ゆうがもそんな歳なのね〜大人になったわね...。すみれちゃん、よろしくね!」と言った。私は笑って頷いた。
「じゃあお母さんはお友達の家に行ってくるわ。今夜は帰ってこないからごゆっくりね!」

ふ、ふたりっきり...!???
< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop