好きです...先生
『先生こんばんは。今日、大学の合格発表日でした!私も百合も無事合格しました。これも、先生が毎日、数学を教えてくださったお陰です。ありがとうございました。』


それだけ打って送信しスマホをベッドに放り投げた。


私が春から通う大学は教免が取れる大学。因みに理系科目だ。私は教師になりたいという夢が出来た。これも羽柴先生がきっかけだった。


先生が好きだからってのも真実だから否定は出来ない。でも、それ以前に一人の先生としても尊敬してるし先生みたいになりたいって思った。


普段はあまり怒らない先生。だけど間違ったことは間違えてるって教えて𠮟ってくれて正しい方法へと導いてくれる。

そんな先生に憧れて。憧れが恋に代わっていった。
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