JUNP!!
「授業はサボる、遅刻や欠席は
多い。おまけに他校との喧嘩…
この学園の恥ですね、奴らは!」
嶋崎は言い放った。
特に欠席の3人はテストの為に
しか、学校に顔を出さず、放課後
は毎日他校と喧嘩だという。
嶋崎が行ってしまい、高杉が
苦笑しながら現れた。
「…本当は良い子達なんですよ。
それは私が保証します。
でも…大人を信じられない」
コップを爽悟の机へ置き、高杉
は言った。
葉崇は屋上にいた。
タンクの上で寝転がり、そよ風を
のんびりと浴びていた。
空が青い。真っ青だ。
『同じ空、見てるんやで?
どんなに遠くに離れても……
それってすげぇ事だよな!』
脳裏に微かに響いた声。
いつか、空を見た時に感動した
アイツが呟いた台詞。
ドラマの台詞みたいで、臭いし、
カッコ悪いと笑った。
でも……もうあの台詞は二度と
聞けないんだろう。
「…胸糞悪ぃ」真っ青な空を
見ていられず、葉崇は呟いた。
後悔と怒りと悲しみ……
それは、彼らをあの日から1歩
たりとも進むことを許さない様
で、心に深く刻みこまれていた。
多い。おまけに他校との喧嘩…
この学園の恥ですね、奴らは!」
嶋崎は言い放った。
特に欠席の3人はテストの為に
しか、学校に顔を出さず、放課後
は毎日他校と喧嘩だという。
嶋崎が行ってしまい、高杉が
苦笑しながら現れた。
「…本当は良い子達なんですよ。
それは私が保証します。
でも…大人を信じられない」
コップを爽悟の机へ置き、高杉
は言った。
葉崇は屋上にいた。
タンクの上で寝転がり、そよ風を
のんびりと浴びていた。
空が青い。真っ青だ。
『同じ空、見てるんやで?
どんなに遠くに離れても……
それってすげぇ事だよな!』
脳裏に微かに響いた声。
いつか、空を見た時に感動した
アイツが呟いた台詞。
ドラマの台詞みたいで、臭いし、
カッコ悪いと笑った。
でも……もうあの台詞は二度と
聞けないんだろう。
「…胸糞悪ぃ」真っ青な空を
見ていられず、葉崇は呟いた。
後悔と怒りと悲しみ……
それは、彼らをあの日から1歩
たりとも進むことを許さない様
で、心に深く刻みこまれていた。