キミとの夏
『〜♪♪♪〜 (高木 滉太)』
「無事に家着いた?」
「着いたよ。今日は楽しかった。
滉太は明日学校くる?」
私は布団の中で明日滉太が学校に
来ますようにとお願いした。
今さっきまで会っていたのに
また会いたくなる。
手を繋いでもっとたくさんお話したい。
今日付き合い初めて
今日初めて一緒に遊んだのに
何故か滉太といる時が
一番安心して
一番楽しく思えて、
一番幸せに思える。
滉太にどんどんはまっていく自分が
少しだけ怖かった。
いずれ別れが来た時私はどうなるんだろう。
私はまた今まで通りの生活ができるのかな…
『〜♪♪♪〜 (高木 滉太)』
「放課後迎え来る。」
放課後迎え来る。
短文だけどただの文字だけど
その短くてただの文字が
私にとっては嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
明日は金曜日。明日行けば休み。
泊まりに行きたい、そう思った。
自分で自分が止められない。
「明日も夜遊べるの?」
そう送った。
『〜♪♪♪〜 (高木 滉太)』
「お前がいいならいつでも。」
「楽しみにしとく。ならまた明日ね
おやすみなさい☆」
「おやすみ。大好き。」
大好きなんて初めて言われた。
滉太の一言一言がどんどん私を
はまらせていく。
私の好きが大きくなると不安も増てえいく。
人を好きになるってこういうことなんだ。
そう考えながらしばらくして
私は眠りについた。
次の日学校に登校している途中に
みっちゃんと会った。
「おはよう。高木君とはどう?」
「昨日の夜遊んだよ。
何か学校にいる時とは全然違うって言うか
優しくて嬉しくなること言ってくれる。」
私はにやけながら言った。
「何にやけてんの。
へぇ〜高木君ってそういう人なんだ。
人は見かけによらないね。」
私は頷きながら昨日のことを思い出した。
滉太と早く会いたいな…
もっとたくさん一緒に居たい。
「蘭が幸せなら良かった。
でも高木君ばっかりにならないで
たまには私とも遊んでよね。」
みっちゃんは寂しそうに笑ってそう言った。
「当たり前じゃん」
私とみっちゃんは小学校からずっと一緒で
いつも一緒に遊んでた。
私は滉太と付き合い初めて
少しずつ好きにはなってるけど
みっちゃんとは今まで通り。
今までと何も変わらない…変わらないはず…
「ふ〜やっと終わったね〜
蘭帰ろ〜!!!」
「〜♪♪♪〜 (高木 滉太)」
『校門で待ってる。』
「ごめんみっちゃん。
今日は滉太と帰るんだ。」
「そっか。ならまた明日ね」
みっちゃんは寂しそうに手を降って
教室を出ていった。
みっちゃんごめんね…
明日はみっちゃんと帰ろう…
私は校門に走って行った。
「滉太!」
「おう!帰るか。」
私は大きく頷き、滉太の横に行った。
しばらく歩いていると滉太が
昨日のように手を繋いできた。
学校の帰りに手を繋いで帰ることが
私にとっては憧れだった。
他の生徒がチラチラと見てくることが
少しだけ優越感でもあった。
「今日学校どうだった?」
「楽しかったよ。滉太も学校来なよ」
本当は滉太がいない学校は寂しかったよって
言いたかったけどまだそんなこと言えない。
「明日起きれたら行く。
あ、それよりさ、今日何する?」
「うーん、何でもいいよ。」
「なら俺んち行く?」
私はドキッとした。
彼氏の家に行ったら…
することは決まってる。
滉太は初めてなのかな。
そんなこと聞けない。
でも行ってみたい。
少しでも距離を縮めていきたいな…
「うん、行ってみたい!」
私達は歩いて滉太の家に行った。
大きくてとても綺麗な家だった。
学校から結構近いんだ。
ガチャ
「お邪魔します。」
「誰も居ないから。」
綺麗に並べられている靴
そして片付いている部屋
人が住んでいるという気配があまりなかった。
「俺んちの親あんま帰って来ないから。」
「そうなんだ、いつも1人なの?」
「1人が暇だからいつも友達んち行ってんの。」
滉太は家にいるといつも1人だから
遊びに行ってるんだ。
私は家に帰るといつも家族みんな居るから
毎日1人という感覚がいまいち分からなかった。
「気遣わないで好きにしていいから。」
「ありがとう。滉太の部屋見てみたい。」
私何言ってるんだろう。
自分から男の人の部屋に行こうとするなんて。
「俺の部屋かなり散らかってるけど
びっくりすんなよ。」
私達は2階に上がって滉太の部屋に行った。
1階のリビングとは全然違い
滉太の部屋は男の人の部屋って感じで
煙草の臭いがして、滉太の言ってた通り
結構散らかっていた。
でも凄く落ち着く部屋だった。
「滉太の部屋って感じだね。」
「何だよ俺の部屋って。」
滉太は笑いながらベットに横になった。
そしてテレビを付け私の方を見て手招きした。
私は急に恥ずかしくなり首を横に降った。
「こっち来いよ。何もしねぇから。」
そう言われ私はちょこんとベットに座った。
一緒に横になるなんて死ぬほど恥ずかしい。
「煙草吸っていい?」
私は頷き滉太がベットに座った瞬間次は
私がベットに横になった。
「誘ってんの?」
「違う!そういう意味じゃない!
ただ横になっただけで
本当にそういう意味じゃないから!」
恥ずかしくて恥ずかしくて
焦ってる自分にも恥ずかしくなって
私は布団に潜り込んだ。
滉太は煙草を吸い終わるとそっと
腕枕をしてきた。
滉太の匂い、胸の中、腕枕…
何だか心地いい、安心する、
とっても幸せだった。
そしてそっと唇が重なった。
「何もしねぇからとか言ったくせにしちゃった。」
「滉太の嘘つき。」
私は少しだけ笑って滉太の腕枕で
少しだけ眠りについた。
「無事に家着いた?」
「着いたよ。今日は楽しかった。
滉太は明日学校くる?」
私は布団の中で明日滉太が学校に
来ますようにとお願いした。
今さっきまで会っていたのに
また会いたくなる。
手を繋いでもっとたくさんお話したい。
今日付き合い初めて
今日初めて一緒に遊んだのに
何故か滉太といる時が
一番安心して
一番楽しく思えて、
一番幸せに思える。
滉太にどんどんはまっていく自分が
少しだけ怖かった。
いずれ別れが来た時私はどうなるんだろう。
私はまた今まで通りの生活ができるのかな…
『〜♪♪♪〜 (高木 滉太)』
「放課後迎え来る。」
放課後迎え来る。
短文だけどただの文字だけど
その短くてただの文字が
私にとっては嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
明日は金曜日。明日行けば休み。
泊まりに行きたい、そう思った。
自分で自分が止められない。
「明日も夜遊べるの?」
そう送った。
『〜♪♪♪〜 (高木 滉太)』
「お前がいいならいつでも。」
「楽しみにしとく。ならまた明日ね
おやすみなさい☆」
「おやすみ。大好き。」
大好きなんて初めて言われた。
滉太の一言一言がどんどん私を
はまらせていく。
私の好きが大きくなると不安も増てえいく。
人を好きになるってこういうことなんだ。
そう考えながらしばらくして
私は眠りについた。
次の日学校に登校している途中に
みっちゃんと会った。
「おはよう。高木君とはどう?」
「昨日の夜遊んだよ。
何か学校にいる時とは全然違うって言うか
優しくて嬉しくなること言ってくれる。」
私はにやけながら言った。
「何にやけてんの。
へぇ〜高木君ってそういう人なんだ。
人は見かけによらないね。」
私は頷きながら昨日のことを思い出した。
滉太と早く会いたいな…
もっとたくさん一緒に居たい。
「蘭が幸せなら良かった。
でも高木君ばっかりにならないで
たまには私とも遊んでよね。」
みっちゃんは寂しそうに笑ってそう言った。
「当たり前じゃん」
私とみっちゃんは小学校からずっと一緒で
いつも一緒に遊んでた。
私は滉太と付き合い初めて
少しずつ好きにはなってるけど
みっちゃんとは今まで通り。
今までと何も変わらない…変わらないはず…
「ふ〜やっと終わったね〜
蘭帰ろ〜!!!」
「〜♪♪♪〜 (高木 滉太)」
『校門で待ってる。』
「ごめんみっちゃん。
今日は滉太と帰るんだ。」
「そっか。ならまた明日ね」
みっちゃんは寂しそうに手を降って
教室を出ていった。
みっちゃんごめんね…
明日はみっちゃんと帰ろう…
私は校門に走って行った。
「滉太!」
「おう!帰るか。」
私は大きく頷き、滉太の横に行った。
しばらく歩いていると滉太が
昨日のように手を繋いできた。
学校の帰りに手を繋いで帰ることが
私にとっては憧れだった。
他の生徒がチラチラと見てくることが
少しだけ優越感でもあった。
「今日学校どうだった?」
「楽しかったよ。滉太も学校来なよ」
本当は滉太がいない学校は寂しかったよって
言いたかったけどまだそんなこと言えない。
「明日起きれたら行く。
あ、それよりさ、今日何する?」
「うーん、何でもいいよ。」
「なら俺んち行く?」
私はドキッとした。
彼氏の家に行ったら…
することは決まってる。
滉太は初めてなのかな。
そんなこと聞けない。
でも行ってみたい。
少しでも距離を縮めていきたいな…
「うん、行ってみたい!」
私達は歩いて滉太の家に行った。
大きくてとても綺麗な家だった。
学校から結構近いんだ。
ガチャ
「お邪魔します。」
「誰も居ないから。」
綺麗に並べられている靴
そして片付いている部屋
人が住んでいるという気配があまりなかった。
「俺んちの親あんま帰って来ないから。」
「そうなんだ、いつも1人なの?」
「1人が暇だからいつも友達んち行ってんの。」
滉太は家にいるといつも1人だから
遊びに行ってるんだ。
私は家に帰るといつも家族みんな居るから
毎日1人という感覚がいまいち分からなかった。
「気遣わないで好きにしていいから。」
「ありがとう。滉太の部屋見てみたい。」
私何言ってるんだろう。
自分から男の人の部屋に行こうとするなんて。
「俺の部屋かなり散らかってるけど
びっくりすんなよ。」
私達は2階に上がって滉太の部屋に行った。
1階のリビングとは全然違い
滉太の部屋は男の人の部屋って感じで
煙草の臭いがして、滉太の言ってた通り
結構散らかっていた。
でも凄く落ち着く部屋だった。
「滉太の部屋って感じだね。」
「何だよ俺の部屋って。」
滉太は笑いながらベットに横になった。
そしてテレビを付け私の方を見て手招きした。
私は急に恥ずかしくなり首を横に降った。
「こっち来いよ。何もしねぇから。」
そう言われ私はちょこんとベットに座った。
一緒に横になるなんて死ぬほど恥ずかしい。
「煙草吸っていい?」
私は頷き滉太がベットに座った瞬間次は
私がベットに横になった。
「誘ってんの?」
「違う!そういう意味じゃない!
ただ横になっただけで
本当にそういう意味じゃないから!」
恥ずかしくて恥ずかしくて
焦ってる自分にも恥ずかしくなって
私は布団に潜り込んだ。
滉太は煙草を吸い終わるとそっと
腕枕をしてきた。
滉太の匂い、胸の中、腕枕…
何だか心地いい、安心する、
とっても幸せだった。
そしてそっと唇が重なった。
「何もしねぇからとか言ったくせにしちゃった。」
「滉太の嘘つき。」
私は少しだけ笑って滉太の腕枕で
少しだけ眠りについた。