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登場する彼女の心理の移ろいが丁寧に描かれてまして、良質な作品です。 これはタブレットのようなしっかりした画面で、じっくり行間も味わいながら読むことをオススメします♪
ひとり暮らしの女性のお話。 残業が終わって コンビニに寄って家に帰って 食事をして月を見上げてお酒を飲みながら想うのは……。 「大丈夫」って何だろう 「(ひとりでも)大丈夫」 「(あなたがいるから)大丈夫」 言葉ひとつでも違ってくる。 優越感ってなんだろう 私らしさってなんだろう 色んな事を考えてしまうのは 彼といた時間が楽しくて幸せだったから。 幸せは失ってから気付くというけれど まさに彼女はまだ彼を思っていて 心の中は苦しくて寂しいのだろう。 丁寧な心情が沁みてきます。 わかるよって彼女の肩を抱いてあげたくなるような、そんなお話です。 ひとり暮らしをしたことのある人なら、共感できるのではないでしょうか。 じんわりきました。 彼女に素敵な人が現れますように。