君の夢を
やっと教室にたどりつくとさっきの取り巻き達が私を囲む。

まわりの人は、見てみぬふり。

『ちょっとあんた調子のりすぎなんじゃねーの?』

「……………」

『つか、あんた新木と絡むのやめな』

新木とはゆのの事。

「なんで?」

『いいから絡むのやめろつーの』

「無理」

『ふーん?あんたも分かってんでしょ?ゆのと絡むとイジメられるってつか、前にも言ったしね』

「…………わかった」



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