君の夢を
Lesson2ーーこころーー

ゆの

あの日から、一週間

あたしは、最近麻紀は言わないけれど麻紀がまたイジメられてる事は分かっていた。


誰がやっているか、分からない

けど絶対に取っ捕まえて麻紀に謝ってもらう。

麻紀はあたしの大切な友達だから。

まだ信用出来ないがね(笑)

「ゆのー!」

『どした???』

「タオル持ってる?」

『いいけど……ど…』

あたしは言葉を失った。

麻紀の制服に絵の具を薄めたようなのが体全体にかかっていた。

< 7 / 18 >

この作品をシェア

pagetop