「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
「そう、そうよ、あなたまだ15歳じゃない。お互いに若すぎるんじゃないかしら?」

「そうだぞ、結婚ていうのはお互いをよく知ってからだな・・。」

「彼女、僕の魔法のことも知ってるんだ。」

僕たちは3人とも愕然として言葉を失った。

王家の魔法のことは絶対に秘密。

それは、ずっと守られてきたこと。

「アーシャ・・あなた!」

「僕は適当な気持ちでこんなことを言ってるんじゃない。ジュアンは僕の王室に入っても良いって言ってくれてる。魔法のことを理解した上で。こんな良い縁談にどとないと思うけど?」

アーシャが、魔法のことを打ち明けたってことは、それ相当の覚悟があってのことなんだとは分かった。

だけど

そのジュアンという王女が信用たる人物なのかということは、また別の問題だ。

「・・分かったわ。とりあえずお会いしましょう。」
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