「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
おおおおお

王女だなんて・・

「手、、、手を離せ。」

「嫌です、お返事をいただくまでは。」

「返事って、お前、どうかしてるよ!」

直属侍従が何を言ってるんだって話だ。

こんなの・・

前代未聞だろ???

「何を今更、俺は最初から言ってただろ。」

・・・

「そ、それは冗談で・・。」

「俺は冗談なんか言わない。本気だ。本気であなたを・・。」

キルクークの目は・・真剣だ。

えええ・・・・

ほ、本気???

「ぼ、僕のこと、が好き・・なのか?」

恐る恐る、そう問いかけた。

キルクークは、あーと唸って首を振った。

「好き、ではない。」

・・

「お前、、、また僕をからかったな・・。」

ローレルは安堵して、それと同時に怒りと複雑な感情を感じながら怒鳴った。
< 49 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop