「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
そこには金銀きらめく色とりどりの宝石がひしめいて入っているのが分かった。
男はカバンを閉じて再び下がった。
「これはほんのお礼です。何、王子と少しだけお話ししたいだけよ。何もとって食いやしないわ。」
豊満な胸元を見せつけるように腰を突き出して微笑む。
なるほど、色仕掛けって寸法か。
だが、残念でした。
ローレルはお前みたいな下卑た女の相手などしない。
何より
女姿のローレルの胸の方が大きい。
「申し訳ございませんが、ご希望を叶えることは難しいでしょう。」
「これ、欲しくはないの?」
女は目を丸くして言う。
「俺はそういうものに興味はないんで。」
「これだけあれば侍従を辞めさせられても生涯困ることはないわよ?」
「そういうのもどうでも良いんで。ローレルの側から離れるつもりはありません。」
男はカバンを閉じて再び下がった。
「これはほんのお礼です。何、王子と少しだけお話ししたいだけよ。何もとって食いやしないわ。」
豊満な胸元を見せつけるように腰を突き出して微笑む。
なるほど、色仕掛けって寸法か。
だが、残念でした。
ローレルはお前みたいな下卑た女の相手などしない。
何より
女姿のローレルの胸の方が大きい。
「申し訳ございませんが、ご希望を叶えることは難しいでしょう。」
「これ、欲しくはないの?」
女は目を丸くして言う。
「俺はそういうものに興味はないんで。」
「これだけあれば侍従を辞めさせられても生涯困ることはないわよ?」
「そういうのもどうでも良いんで。ローレルの側から離れるつもりはありません。」