「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
「ここのカーテンもしめますよ?」

キルクークが言い、ローレルの隣にある大きな窓のカーテンに手をかけた。

「あ!ああ、うん。そうだな!」

慌ててそう返して、キルクークから目を背けようと・・

ああ

こいつ・・

ほんとにカッコいいよな

スラッと背は高くてスーツに隠された肉体は鍛え上げられて筋肉隆々・・腹筋なんかシックスパックバッチリなんだ・・

何度か見たことのあるその上半身裸体を彷彿する。

男姿の僕とはまったく違う・・

キルクークは・・僕と・・キス、、、したいんだろうか

本当に・・?

だって僕は男だ。

深夜0時の鐘が鳴るまで、僕は朝7時からずっとー

男の子だ。

男なのか女なのかわからない、こんな僕と本当にそんなことをしたいんだろうか

好き、、、じゃなくて愛してるって言ってたけど

本当に?

珍しいだけ、興味本位なだけ、、じゃないのか・・?
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