「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
そういや、あの時に「性欲を満たすために女は抱いた」って最低な発言してたもんな・・。

忘れるとこだった!

「・・スケコマシ!」

キルクークはクックと笑って足を組み直した。

「あなたにしか本気ではないよ。」

「本気じゃなくてもそういうことはできるんだ?」

「そりゃ、俺は男ですから。あなたをリードする責任もありますしね。」

・・

「リード・・って・・。」

ローレルは顔を手で覆ってキルクークの視線から逃れた。

ダメだ、こいつと話してるとこいつのペースにはまってしまう。

どうしたってー

逃れることができない。。

キルクークはスッと立ち上がるとローレルの前に膝をつき右手を差し伸べた。

「ローレル、返事をくれ。」

「・・え。。」

「俺の妻になれ。」

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