午前0時、魔法が解けるまで。-ラブ♡スキャンダル-




「ええと……申し訳ないですが、事務所から許可をいただけないとそういったことは」



私がそう言うとおじさんはバツが悪そうに頬をかいて、今日は失礼するよと言って去って行った。



「……もう行った?」



おじさんの背中が完全に見えなくなってから、東雲くんがそろそろと顔を出した。




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