二度目の正直。《短編》







「常磐君っ、好きです!
 私と……んぐっ…!?」



私が言葉の続きを言えなかったのは
常磐君に口を手で抑えられたから。



「焦らないで。
 …こういうのは男から言うもんでしょ」



心なしか常磐君も赤くなっている気がする










「川村さん、好きだよ。
 俺と付き合って?」












「はい…っ!」







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