二度目の正直。《短編》





俺は咄嗟に腕を引っ張り
気づいたら後ろから抱きしめていた


川村さんは小柄な方ではないけれど、
やっぱり女子で。

俺の腕の中にすっぽりと埋まる


「と、常磐君…?」


川村さんの声にハッとしてばっと離れた

俺、先走って何やってんだ。。



「ごめん…まだ話終わってないから」


俺の言葉に川村さんは傷ついた顔をする

俺は別に嫌だったわけじゃないんだけど。





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