好き、嫌い、好き
何度か気になって
しょうがないから聞いてみよ

み「何度だったんですか?」

玲「ん?聞いちゃう?38.2」

うわっ!
聞かなきゃ良かった
一気に体がだるくなった…

玲「ちょっとごめん」

ヒヤッとしたものが服の隙間から
入ってきて、びっくりした
すぐに聴診器だって分かったけど

玲「ゆっくり深呼吸して」

しばらくすると聴診器が離れた
ずっとドキドキしてた

玲「大丈夫だけど、緊張してた?」

ある意味緊張してました
さすがに言えないけど

み「大丈夫です…」

下を向き、そう誤魔化した



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