好きとスキが重なった日②
桜の木の下に着くと、レジャーシートを並べて座る。
すごくいい眺め。
桜が満開に咲いた木の下に座って、皆で雑談したり、ご飯食べたりしてる所をテレビで見た時、本当に楽しそうだった。
「皆、本当にありがとう。」
「こちらこそ、いつもありがとな」
「皆に出会えて本当に幸せだー!
皆のお陰で俺は変われた!
ありがとうー!」
悠真に続いて藤木くんが言う。
その後もゆずき、明日香、リュウが自分の想いを皆に伝える。
まるで告白みたい。
「何か、お腹すいたな」
「ごめん!私、何も作ってないよ!」
「そりゃそうだろ
その格好なんだし!」
「皆の前で止めてよ!」
「止めてよって、皆気づいてるし
ただ、美莉亜の為を思って言わなかっただけ。」
「えーー!!」
「いや、気付くの遅いだろ!」
そして再びその場に、笑いがあふれた。
まるで恋人の言い合いみたいになってたけど、皆微笑ましそうに私達を見ている。
その後、明日香が作ったお弁当を食べながらお花見を楽しんだ。
髪に付いたからって、桜の花びらを取ってくれた悠真を見ると、学校で再会して、二人っきりで物置を掃除したことを思い出しちゃったよ。
辺り一面ピンク色に染まる花びらを見る度、毎年恋をしているようなときめきをあじわっていた。
でも今年は本当に恋をしてるんだ。
このときめきがずっと続きますように。
また来年悠真と見に行きます!
「また来年一緒に行こうね!」
「その時はちゃんとお弁当作ってください」
「はーい!分かったよ!」
風でなびいた桜の花びらが私達の前に、ゆらゆら落ちてくる。
落ちてくる桜の花びらを手に取った私は、"また来年!"と言い、口でふぅーっと吹いた。
~お花見 fin~
すごくいい眺め。
桜が満開に咲いた木の下に座って、皆で雑談したり、ご飯食べたりしてる所をテレビで見た時、本当に楽しそうだった。
「皆、本当にありがとう。」
「こちらこそ、いつもありがとな」
「皆に出会えて本当に幸せだー!
皆のお陰で俺は変われた!
ありがとうー!」
悠真に続いて藤木くんが言う。
その後もゆずき、明日香、リュウが自分の想いを皆に伝える。
まるで告白みたい。
「何か、お腹すいたな」
「ごめん!私、何も作ってないよ!」
「そりゃそうだろ
その格好なんだし!」
「皆の前で止めてよ!」
「止めてよって、皆気づいてるし
ただ、美莉亜の為を思って言わなかっただけ。」
「えーー!!」
「いや、気付くの遅いだろ!」
そして再びその場に、笑いがあふれた。
まるで恋人の言い合いみたいになってたけど、皆微笑ましそうに私達を見ている。
その後、明日香が作ったお弁当を食べながらお花見を楽しんだ。
髪に付いたからって、桜の花びらを取ってくれた悠真を見ると、学校で再会して、二人っきりで物置を掃除したことを思い出しちゃったよ。
辺り一面ピンク色に染まる花びらを見る度、毎年恋をしているようなときめきをあじわっていた。
でも今年は本当に恋をしてるんだ。
このときめきがずっと続きますように。
また来年悠真と見に行きます!
「また来年一緒に行こうね!」
「その時はちゃんとお弁当作ってください」
「はーい!分かったよ!」
風でなびいた桜の花びらが私達の前に、ゆらゆら落ちてくる。
落ちてくる桜の花びらを手に取った私は、"また来年!"と言い、口でふぅーっと吹いた。
~お花見 fin~