【紫・長編】華押(hana oshi)
夏冬(かとう)は高校最後の夏休みを、進学受験するでもなく、スポーツにうちこむでもなく、ただぼんやりしてた。一昨日までは…
叔父の春秋(はるあき)が営む「コンテ・パステル美術館」の司書をしてるのだが、よく「厄介な絵画」が持ち込まれ、その為、夏冬がお祓いをしてる。この美術館はコンテ・パステル絵画しか扱わない。だが、素人開放もしてる為、展示期間をや利用料金を決めて、素人から玄人まで、さまざまな展覧会が開かれ、それが夏冬や春秋の生活を維持してた。
そして夏休みの展覧会が行われるのだが、その中に厄介な絵画が混じってた。
それは「Dragon story」の作品として提出された数枚の絵画。
絵画に秘められた物語がキャンパスからあふれるのだ。
叔父の春秋(はるあき)が営む「コンテ・パステル美術館」の司書をしてるのだが、よく「厄介な絵画」が持ち込まれ、その為、夏冬がお祓いをしてる。この美術館はコンテ・パステル絵画しか扱わない。だが、素人開放もしてる為、展示期間をや利用料金を決めて、素人から玄人まで、さまざまな展覧会が開かれ、それが夏冬や春秋の生活を維持してた。
そして夏休みの展覧会が行われるのだが、その中に厄介な絵画が混じってた。
それは「Dragon story」の作品として提出された数枚の絵画。
絵画に秘められた物語がキャンパスからあふれるのだ。