カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
転校生
朝から教室は噂で持ち切りだった。


「舞!知ってる?
隣の中学校からさ、カズキがこっちに来るみたいだよ?
またなんか悪い事したのかな?」


朝一番に私に話しかけて来たのは、仲良しのフミ。


フミは黒髪のショートがよくにあっていて、私より頭がよく、明るく優しい女の子で、そこそこ男女にも人気もあるそんな女の子。




「カズキって・・誰?」



「え?知らないの?
私もみたことないんだけどね…(笑)」


ハァ?なにそれ・・・

意味わかんないよ・・フミ(汗)





「なんかね、噂によるとかなり悪い奴みたいよ~
今回も何処の中学校でも受け入れてくれなくって
こっちに来たぽいよ?」



「ふ~ん」


だってそんな話し興味ないんだもん。


それにカズキなんて不良の男なんて・・知らない。














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