カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
私と偶然会った次の日から、カズキは学校へ来る様になった。
来ると言っても、遅刻や早退ばかりでまともに居るのはあまりない。
新学期が始まってもうすぐ、初夏を迎える。
その日は珍しく、カズキは朝から登校していた。
珍しい事もあるもんだ…
しかし、カズキは相変わらず授業を受けるわけでもなく、机に顔を埋めて
スヤスヤ寝息をたてているみたい。
義務教育ということもあるのか、それとも諦めてるのか?
先生も特に注意するわけでもなくそのまま。
私は、横目で時々カズキをみたりして……
特に気になるわけとかじゃないんだけどね・・
時々カズキから、タバコと香水のにおいに、目線を走らせる。
近くで見るカズキの髪は、サラサラで綺麗な髪の毛。
あの髪の色は天然なんだろうか?
だったら凄く綺麗だ…
私も
こんなに、綺麗な
髪毛ならなぁ…
などと考えていたら、私の視線に気がついたのか、定かではないが、カズキはちらっとこちらを見た。
ヤバっ……!
来ると言っても、遅刻や早退ばかりでまともに居るのはあまりない。
新学期が始まってもうすぐ、初夏を迎える。
その日は珍しく、カズキは朝から登校していた。
珍しい事もあるもんだ…
しかし、カズキは相変わらず授業を受けるわけでもなく、机に顔を埋めて
スヤスヤ寝息をたてているみたい。
義務教育ということもあるのか、それとも諦めてるのか?
先生も特に注意するわけでもなくそのまま。
私は、横目で時々カズキをみたりして……
特に気になるわけとかじゃないんだけどね・・
時々カズキから、タバコと香水のにおいに、目線を走らせる。
近くで見るカズキの髪は、サラサラで綺麗な髪の毛。
あの髪の色は天然なんだろうか?
だったら凄く綺麗だ…
私も
こんなに、綺麗な
髪毛ならなぁ…
などと考えていたら、私の視線に気がついたのか、定かではないが、カズキはちらっとこちらを見た。
ヤバっ……!