カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
急いでシャワーを浴びる事に。


カズキに会えると思うと



鼻歌混じりにならずにはいられない!







カズキと何処に行こうかな♪


アイスクリーム食べたり、洋服も一緒に見てあるいたりもしたいなぁ。

あ~!たのしみっ。




頭の中は,
勝手にデートの妄想でパンク寸前なんだけどね。









コンコン☆

「舞?なに朝からガタガタやってんの?何処かにいくの?まだ5時よ?」




お母さんが風呂の外から叫んでいる。




「寝ていていいよ~適当にやるから。ユキと約束なんだ。」



とっさに嘘をつく。



カズキに会う為なら、嘘だってつける。




「そう?ちゃんと電話しなさいよ?」


  「は~い」



お母さんは再びベットへ戻っていった。



危ない、危ない。



気をつけなきゃね。



彼氏が居ると知ったら、絶対反対するのに決まってるよ…。

だから・・・


まだ

言えないし


知られる訳にはいかないんだ。

嘘までついてごめんね。

お母さん。





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