カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
どのぐらい歩いたのかはもう


覚えていない。


ただ、ただ眠く




街に帰る為の電車に乗り込む頃には、雨も上がっていて



うっすら夜も明け始めていた。






心地よい振動と、暖かさに包まれながら、ひと時の眠りに落ちていった。






これでまた、舞の居る場所へ行ける…












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