カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
俺はサバイバルナイフを右手でキュッと握りしめる。






妙に手が汗ばんできた。






喉もからからで、心臓の鼓動も速くなる…






なりやまない、ドアを叩く音のもとへ、
一歩、また一歩…




ゆっくりと近づく。




俺は大きく深呼吸をして、ドアのぶに、手をかけたんだ。














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