カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
夏休みも後残り3日となってしまった。
顔の部分で目の辺りが特に酷く、秋茄子が美味しく実っているかのような、アザが右瞼にでかでかと残っている。
鏡を見ては、大きくため息ばかり。
「眼帯つけなきゃ…」
ため息の理由は、それだけじゃないんだけどね。
そう、カズキの事だ。
カズキとは、あの日以来で、一切連絡がない。
私から…連絡をする勇気も何もなく、ただ、傷つくのが怖いだけで…
何も私からは行動が出来ないでいたのだった。
私は、どうしたいんだろう…?
別れたいの?
小さく頭に浮かんでは、
すぐに振り払う。
私は…私は…
♪♪♪♪
沈黙を破るように、携帯が鳴り響く。
顔の部分で目の辺りが特に酷く、秋茄子が美味しく実っているかのような、アザが右瞼にでかでかと残っている。
鏡を見ては、大きくため息ばかり。
「眼帯つけなきゃ…」
ため息の理由は、それだけじゃないんだけどね。
そう、カズキの事だ。
カズキとは、あの日以来で、一切連絡がない。
私から…連絡をする勇気も何もなく、ただ、傷つくのが怖いだけで…
何も私からは行動が出来ないでいたのだった。
私は、どうしたいんだろう…?
別れたいの?
小さく頭に浮かんでは、
すぐに振り払う。
私は…私は…
♪♪♪♪
沈黙を破るように、携帯が鳴り響く。