カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
学校を休み出して、もう4日たつ。


その間、ユキや、フミが毎日のように私の家に見舞いに来たりした。

しかし…

お母さんに頼み、寝てる事にしてもらい、友達をも拒否してしまっていた。


何もかも、全てから逃れたい思いが強く…

現実からも少しづつ、にげはじめていた5日目の日…

今日もユキとフミが、相変わらず見舞いにきていた。

その間私は、頭から布団を被り何から逃れたいのか?ひたすら息を殺し友達が帰る様子を、伺っていた。




いつもなら、「お大事に」って引き下がるのに今日はいつもと、様子が違う。




「「すいません。お邪魔します。」」

2階へ上がる二つの足音。

私の部屋へ入ってきた。






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