カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
♪~
着メロが、車内で鳴り響く。
私は出ようか悩んでいた。
いつまでも、避けているというか、連絡をしない私にきっと、松岡は、痺れを切らしたのだろうなぁ。
ためらいがちに、通話のボタンに指が触れたと同時に、着メロが止んだ。
私…なにやってんだろ。
カズキじゃなきゃ駄目なはずなのに…。
またカズキが、私の前から消えてしまうのではないだろうか?
そんな不安がよぎる…。
一人になるのが嫌で、また松岡を手元に引き止めていたい、ズルイ私がそこにいた。
いい加減…やばいよね…。
着メロが、車内で鳴り響く。
私は出ようか悩んでいた。
いつまでも、避けているというか、連絡をしない私にきっと、松岡は、痺れを切らしたのだろうなぁ。
ためらいがちに、通話のボタンに指が触れたと同時に、着メロが止んだ。
私…なにやってんだろ。
カズキじゃなきゃ駄目なはずなのに…。
またカズキが、私の前から消えてしまうのではないだろうか?
そんな不安がよぎる…。
一人になるのが嫌で、また松岡を手元に引き止めていたい、ズルイ私がそこにいた。
いい加減…やばいよね…。