カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
クリスマスの音色が、街中あちこち響き渡る中、少しだけ待ち合わせ場所に、早くついてしまった。
ご近所なんだから、一緒に大通りまできたらいいんだけど、やはり!
デートといえば待ち合わせでしょ?
ここの処、受験勉強でろくに会える時間も学校意外なかった。
嬉しくて…顔がにやけてしまう。
「お待たせ!」
白い息を吐きながら、黒いロングのコートの襟を立て相変わらず、茶色さらさらな髪をしていたカズキがやってきた。
クリスマスの魔法?
いつもの倍、イケメンに見えてしまうのは何故?
思わずマジマジと、カズキを見上げてしまう。
「どうした?舞?」
「なんでもないよ。
何処連れて行ってくれるの?」
暖かそうな、黒いコートの腕を絡ませた。
「お前の行きたい場所に行こうか?」
「じゃ…イルミネーションがみたい!」
「イルミネーションみたら別れるって伝説しってるか?」
「え…嫌だ!何それ?」
「でも、俺らには関係ないな?」
「そうだね!」
そう、私達は遠回りかもしれないけど、不確かな同じ未来を見つめていた。
ご近所なんだから、一緒に大通りまできたらいいんだけど、やはり!
デートといえば待ち合わせでしょ?
ここの処、受験勉強でろくに会える時間も学校意外なかった。
嬉しくて…顔がにやけてしまう。
「お待たせ!」
白い息を吐きながら、黒いロングのコートの襟を立て相変わらず、茶色さらさらな髪をしていたカズキがやってきた。
クリスマスの魔法?
いつもの倍、イケメンに見えてしまうのは何故?
思わずマジマジと、カズキを見上げてしまう。
「どうした?舞?」
「なんでもないよ。
何処連れて行ってくれるの?」
暖かそうな、黒いコートの腕を絡ませた。
「お前の行きたい場所に行こうか?」
「じゃ…イルミネーションがみたい!」
「イルミネーションみたら別れるって伝説しってるか?」
「え…嫌だ!何それ?」
「でも、俺らには関係ないな?」
「そうだね!」
そう、私達は遠回りかもしれないけど、不確かな同じ未来を見つめていた。