カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
冬の夜空は澄み切っていて、満天の星に包まれていた。
「寒いね…」
「しっかり、捕まってろよな?」
「うん!」
街中はロードヒーティングがあるけれど、路面はツルツル。
まるで、スケートリンクを歩いている気分。
雪が降れば少しは歩きやすいのにな。
私は、転ばないように、ギュッとカズキの腕に絡み付く。
「くっつくと、転ばないし、暖かいね?」
「だなぁ。でも、転ぶ時は道連れだからな?」
「マジで?嫌だよ(笑)」
ちょんと私のおでこをカズキが軽く押して「ばーか」
と言ってきた。
そんな仕草でも、何もかも今の私には、愛しい。
「舞?着いたぞ?」
見上げると、そこには、光りのシャワーが降り注ぐ七色のアーチが目の前に広がっていた。
「うわ~綺麗!ありがとうカズキ!」
「どういたしまして。
お嬢様
来年も再来年も、お連れしますよ?」
「うん!絶対!毎年来ようね!」
ほんの少し前までなんて、私に彼氏が出来るだなんて思ってもいなかった。
たくさん色んな事があったけど、カズキ・・貴方を好きでいれてよかったよ。
「舞?」
「なぁにぃ?」
イルミネーションを見つめながら返事を返した。
「舞?抱いてもいいか?」
「えっ?どうしたの急に」
「今日のお前、めちゃめちゃ可愛いいよ。
それで…その…」
カズキにしては珍しく、緊張をしている様子。
「クスクス。私も!カズキとしたい!」
私達は、なだれ込むようにラブホテルのベットへ
崩れ落ちたんだ。
「寒いね…」
「しっかり、捕まってろよな?」
「うん!」
街中はロードヒーティングがあるけれど、路面はツルツル。
まるで、スケートリンクを歩いている気分。
雪が降れば少しは歩きやすいのにな。
私は、転ばないように、ギュッとカズキの腕に絡み付く。
「くっつくと、転ばないし、暖かいね?」
「だなぁ。でも、転ぶ時は道連れだからな?」
「マジで?嫌だよ(笑)」
ちょんと私のおでこをカズキが軽く押して「ばーか」
と言ってきた。
そんな仕草でも、何もかも今の私には、愛しい。
「舞?着いたぞ?」
見上げると、そこには、光りのシャワーが降り注ぐ七色のアーチが目の前に広がっていた。
「うわ~綺麗!ありがとうカズキ!」
「どういたしまして。
お嬢様
来年も再来年も、お連れしますよ?」
「うん!絶対!毎年来ようね!」
ほんの少し前までなんて、私に彼氏が出来るだなんて思ってもいなかった。
たくさん色んな事があったけど、カズキ・・貴方を好きでいれてよかったよ。
「舞?」
「なぁにぃ?」
イルミネーションを見つめながら返事を返した。
「舞?抱いてもいいか?」
「えっ?どうしたの急に」
「今日のお前、めちゃめちゃ可愛いいよ。
それで…その…」
カズキにしては珍しく、緊張をしている様子。
「クスクス。私も!カズキとしたい!」
私達は、なだれ込むようにラブホテルのベットへ
崩れ落ちたんだ。