カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
「カズキ…シャワー…
浴びたいよ…」

「もうダメ…このままでいいよ。」

「ダメだってば…」

熱を帯びた燃えるような瞳が、私を捕らえて離さない。

いまさらと言うか、無理だね…


諦めて一枚、一枚、上から洋服を脱がしっこをした。

お互い裸になった時、再びカズキが私の唇を塞ぐ。

しっとりとして、そして激しく私の口の中を掻き乱す。

思わず漏れる吐息に、カズキが反応するかのように私の体中にキスの雨を降らした。



「好きだよ…」




その瞳が・・さらさらの髪が、長い指先が、その声が愛しい。

もっと、カズキを感じていたい。

もっと、私に触れて!




滑り込むように私の大事な部分へカズキが顔を埋めた。



「もっと見せて?
舞の全てが見たいんだ」


やがて、高みへと昇りつめていく。

「舞…入ってもいい?」



小さくコクリと頷くと、ゆっくりと熱いものが、私の中へ入ってきた。



「入ったよ?わかる?」


「…うん…」



ゆっくりとそして、リズミカルにカズキは、動きだす。


大好きと私は何度もカズキに囁く。

それに答えるように、カズキは私に何度もキスをしながら動きをやめなかった。



やがて…カズキが絶頂を
迎えた。



幸せな気分に包まれながら…









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