カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
「これから、卒業生の入場です。みなさん拍手でお迎えください。」
緊張の面持ちで、在校生に見守られながら私達は、体育館へ入場する。
やがて、一人一人の生徒が、担任の先生から名前を呼ばれて壇上へ上がり、校長先生から卒業証書を貰う。
その間色んな想い出が、走馬灯のように駆け巡る。
初めて、フミと話して友達になった時の事。
私の靴が無くなって、ユキが探してくれた事。
3人で花火をしたり、ゲーセン行った事。
泣いたり笑ったり、怒ったりいつもはげましてくれたよね。
感謝仕切れない程の、最高の友達を私は手に入れたよ。
そしてカズキが初めて、転校してきた時の事。
そして、初めてカズキとのキス。
そして、レイプ…
今でも傷は癒えないけど、私、あれから随分強くなれたよね?
「55番!宮坂 舞」
「ハイ!」
私はゆっくり
ゆっくり
ステージへの階段を
踏み締める。
さようなら私の3年間!
そして、ありがとう
緊張の面持ちで、在校生に見守られながら私達は、体育館へ入場する。
やがて、一人一人の生徒が、担任の先生から名前を呼ばれて壇上へ上がり、校長先生から卒業証書を貰う。
その間色んな想い出が、走馬灯のように駆け巡る。
初めて、フミと話して友達になった時の事。
私の靴が無くなって、ユキが探してくれた事。
3人で花火をしたり、ゲーセン行った事。
泣いたり笑ったり、怒ったりいつもはげましてくれたよね。
感謝仕切れない程の、最高の友達を私は手に入れたよ。
そしてカズキが初めて、転校してきた時の事。
そして、初めてカズキとのキス。
そして、レイプ…
今でも傷は癒えないけど、私、あれから随分強くなれたよね?
「55番!宮坂 舞」
「ハイ!」
私はゆっくり
ゆっくり
ステージへの階段を
踏み締める。
さようなら私の3年間!
そして、ありがとう