カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
足音
「ねぇ~ちょ!聞いて!聞いて!」
新学期早々、このキンキラ声…
ハイ…レイコがやっぱりきました。
「ユキと平田付き合ってるってなんか、情報が入ったんだけど!本当?」
鼻をふくらましながら私に詰め寄るレイコ。
レイコ…
顔…近いよ…
「本人に聞きなさいよ!」
平田のいる廊下に向かって指を指す。
本当は、そんな事はとっくにユキからの報告で知っていたのだ。
例え知っていても、こういう話しは本人が言うのが1番だからね。
「だって…」
「何、しおらしくなっちゃってんの!?
噂ばかり立てないでたまには聞いてみたら?」
そこへ、フミがでてきて
「何?何の話し?」
「なんかね、レイコが、ユキと平田が付き合ってるのか?って聞くからさ、本人に聞けって言ったのに。
怖じけづくからさ(笑)」
フミもユキから聞いていたのだろうか…
ニヤニヤしながらレイコを見ていた。
新学期早々、このキンキラ声…
ハイ…レイコがやっぱりきました。
「ユキと平田付き合ってるってなんか、情報が入ったんだけど!本当?」
鼻をふくらましながら私に詰め寄るレイコ。
レイコ…
顔…近いよ…
「本人に聞きなさいよ!」
平田のいる廊下に向かって指を指す。
本当は、そんな事はとっくにユキからの報告で知っていたのだ。
例え知っていても、こういう話しは本人が言うのが1番だからね。
「だって…」
「何、しおらしくなっちゃってんの!?
噂ばかり立てないでたまには聞いてみたら?」
そこへ、フミがでてきて
「何?何の話し?」
「なんかね、レイコが、ユキと平田が付き合ってるのか?って聞くからさ、本人に聞けって言ったのに。
怖じけづくからさ(笑)」
フミもユキから聞いていたのだろうか…
ニヤニヤしながらレイコを見ていた。