カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
ハァ、ハァ、もう、フミったら変な事言うから…
遅れちゃうよ…。
慌て玄関に駆け込む。
「ただいま!」
2階の部屋へ入ると、乱暴に鞄をほうり投げ、代わりに、塾鞄を捕まえて道具を調べていた。
ピンポン♪
インターホンがなった。
ピンポン♪
うざっ…早くでろよ…
ピンポン♪
「おかぁ~さん!
誰か来てるよ!?」
下に向かって叫んだ。
ピンポン♪
誰もいないのかな?
もぉ…!!
私は駆け降り、リビングのドアを開ける。
「お母さん?居ないの?鳴ってるよ?」
リビングには誰もいなく、テーブルの上に、買い物に行ってるという、メモが残っていた。
ピンポン♪
私は慌てインターホンの受話器をあげた。
《宮坂です》
《お待たせしました。ピザ屋です。》
《はい?!》
《ピザお持ちしました》
ピザ…メモには何もかいてないし、それに…!
お母さんは、チーズは大嫌い! だからピザは食卓に上ることはまずない。
《何かのお間違えじゃないですか?
頼んでませんよ?》
《え?確かに東30条の宮坂さんですよね?》
《そうですけど。私の家はチーズが嫌いなのでピザはまず頼みません》
《……わかりました》
インターホンは切れた。
まさか…! あの、例の嫌がらせ??
遅れちゃうよ…。
慌て玄関に駆け込む。
「ただいま!」
2階の部屋へ入ると、乱暴に鞄をほうり投げ、代わりに、塾鞄を捕まえて道具を調べていた。
ピンポン♪
インターホンがなった。
ピンポン♪
うざっ…早くでろよ…
ピンポン♪
「おかぁ~さん!
誰か来てるよ!?」
下に向かって叫んだ。
ピンポン♪
誰もいないのかな?
もぉ…!!
私は駆け降り、リビングのドアを開ける。
「お母さん?居ないの?鳴ってるよ?」
リビングには誰もいなく、テーブルの上に、買い物に行ってるという、メモが残っていた。
ピンポン♪
私は慌てインターホンの受話器をあげた。
《宮坂です》
《お待たせしました。ピザ屋です。》
《はい?!》
《ピザお持ちしました》
ピザ…メモには何もかいてないし、それに…!
お母さんは、チーズは大嫌い! だからピザは食卓に上ることはまずない。
《何かのお間違えじゃないですか?
頼んでませんよ?》
《え?確かに東30条の宮坂さんですよね?》
《そうですけど。私の家はチーズが嫌いなのでピザはまず頼みません》
《……わかりました》
インターホンは切れた。
まさか…! あの、例の嫌がらせ??