カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
あれ……?
ここ…
どこだったけ?
私はまた、いつの間にか、寝てしまったらし。
せっかくの外泊だったのにな…
この部屋には、私の他に、ユキと真由美さんが、眠っている。
(……ユキ…腹出てるよ…)
かなり寝相が悪いようでおまけに布団から、足がニヨッキリ飛びだしている。
喉が渇いたな。
二人を起こさないように、そっと部屋を後にし、リビングへ入った。
リビングには、目元が腫れたカズキが、タバコをぷかりとふかしながら、窓から差し込む、月明かりを眺める姿が。
「よぉ~大丈夫か?」
「うん…カズキは?」
「俺か?俺はしゃーないな。痛いなんて…言ってられないじゃん」
タバコを押し消しはじめている。
「チビ。隣座ったら?」
「あ…うん…」
私はカズキ座っているソファーにチョコンと座った。
心臓がうるさい…
「カズキ…聞いてもいいかな?」
「なに?」
「どうして、シンナーしちゃったの?」
ここ…
どこだったけ?
私はまた、いつの間にか、寝てしまったらし。
せっかくの外泊だったのにな…
この部屋には、私の他に、ユキと真由美さんが、眠っている。
(……ユキ…腹出てるよ…)
かなり寝相が悪いようでおまけに布団から、足がニヨッキリ飛びだしている。
喉が渇いたな。
二人を起こさないように、そっと部屋を後にし、リビングへ入った。
リビングには、目元が腫れたカズキが、タバコをぷかりとふかしながら、窓から差し込む、月明かりを眺める姿が。
「よぉ~大丈夫か?」
「うん…カズキは?」
「俺か?俺はしゃーないな。痛いなんて…言ってられないじゃん」
タバコを押し消しはじめている。
「チビ。隣座ったら?」
「あ…うん…」
私はカズキ座っているソファーにチョコンと座った。
心臓がうるさい…
「カズキ…聞いてもいいかな?」
「なに?」
「どうして、シンナーしちゃったの?」