カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
「ねね、話しかわるけどさ。X'masにプレゼントあげる物の決まった?」


「決まったって…フミ…
相手いるの?」





ユキがびっくりしたように問い掛けてる。





「うん?いるよ?」

「「え~~!?」」

「相手は誰?誰?」

「フフ~ン。
隣の中学校の田村哲平君。」

「「田村く~ん!?」」




「そっ。陸上で有名な2年生の田村君ね。
この前、田村君の使いで女の子が私の所に来たのよ。

で~告られたわけね。
それで…
付き合っちゃいました」

「「マジでぇ~」」








私達は今日何回叫んだだろう…





「よかったね!フミ!」

「おめでとうフミ!」






そう考えると…



平田が目撃したフミの行動は今まさに告白の使者って事で…犯人なんだなて…
有り得るわけなかった。





こんなにも、大切にしてくれたり、励ましてくれる友達を…
少しでも、親友のフミを疑ってしまうだなんて…

















私は…最低…だ…













「舞~次は舞からいい報告聞けるの待ってるからね」



肩をポンと叩かれた…



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