カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
悪い事は続くもので…




いつもの場所に




カズキの姿はなかった。




なんだか、ぽっかりと小さな穴が開くのを感じる。





「ハァ…今日は来ないのか。」





一人で歩き慣れた道のはずなのに…

やけに寒く感じる。






降りしきる雪の道を私は、もくもくと歩いた。













家に着く手前の曲がり角に……











カズキが倒れていた!!






どうして・・?カズキ・・??



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