カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
だって本当にそう見えるんだもん。
「だよな~ちっとも行ってないよな。」
「そうだよぉ!来てないよ。ちゃんとおいでよ?」
「ヘイヘイ…」
そういって、短くなったタバコをポイ捨てするとギュッと踏み付ける。
タバコと香水の香のせいだろうか?
私は頭がクラクラしてきた。
運転側から、聞き慣れない男性の声がする。
「カズキ!お前ばっかりズリィ~ぞ!
紹介しろや。」
覗き込むとそこには、茶髪で細身のカズキより、うんと大人の男が笑顔でこちらにはなしかけて着た。
「だよな~ちっとも行ってないよな。」
「そうだよぉ!来てないよ。ちゃんとおいでよ?」
「ヘイヘイ…」
そういって、短くなったタバコをポイ捨てするとギュッと踏み付ける。
タバコと香水の香のせいだろうか?
私は頭がクラクラしてきた。
運転側から、聞き慣れない男性の声がする。
「カズキ!お前ばっかりズリィ~ぞ!
紹介しろや。」
覗き込むとそこには、茶髪で細身のカズキより、うんと大人の男が笑顔でこちらにはなしかけて着た。