H! SCHOOL LOVE
何が起こったのかも、どうしてこの状態になったのかも分かったけど
どうしていまだにこの状態のままなのか、分からない。
「筑内…先輩?」
私が名前を呼ぶと、筑内先輩は自分が座っていた席に戻って行った。
筑内先輩の顔を見つめる。
筑内先輩の顔…赤い……。
恥ずかしいんだろうな……。
筑内先輩は多分窓から入ってきたサッカーボールに気付いて、私に当たると思い、守るつもりで私に…あんな事を。
なのに、サッカーボールは私に全くかすりもせず床に落ち、さらに筑内先輩は私が声をかけるまでその事に気付かず、私を守り続けていたから。
耳も赤いな……。
そんなに恥ずかしがらなくてもいいのに…。
「筑内先輩」
「……はい………」
「ありがとうございます」
私、感動しました…。
…あれ?
赤くなっていた筑内先輩の顔が更に赤くなった?
「すいませーん。サッカーボール飛んで来ませんでしたか?」
「はい!!!」
筑内先輩…。
声……大きすぎです…。
どうしていまだにこの状態のままなのか、分からない。
「筑内…先輩?」
私が名前を呼ぶと、筑内先輩は自分が座っていた席に戻って行った。
筑内先輩の顔を見つめる。
筑内先輩の顔…赤い……。
恥ずかしいんだろうな……。
筑内先輩は多分窓から入ってきたサッカーボールに気付いて、私に当たると思い、守るつもりで私に…あんな事を。
なのに、サッカーボールは私に全くかすりもせず床に落ち、さらに筑内先輩は私が声をかけるまでその事に気付かず、私を守り続けていたから。
耳も赤いな……。
そんなに恥ずかしがらなくてもいいのに…。
「筑内先輩」
「……はい………」
「ありがとうございます」
私、感動しました…。
…あれ?
赤くなっていた筑内先輩の顔が更に赤くなった?
「すいませーん。サッカーボール飛んで来ませんでしたか?」
「はい!!!」
筑内先輩…。
声……大きすぎです…。