H! SCHOOL LOVE
終わった!!!
片付けが終わり、天星先輩の方を見ると、目が合う。
「天星先輩!!!」
天星先輩の元へ私が走り始めると
「走るな!!!」
天星先輩の大きな声が辺りに響く。
私はその言葉で走るのを止める。
「クシュン…クシュン…クシュン、クシュン…」
「天星先輩!!!」
でも、天星先輩のくしゃみがひどくなっているのを見て、私はまた走っていた。
「天星先輩!!! 大丈夫ですか?」
天星先輩の所に辿り着くと
「走るなって言っただろ!!!」
天星先輩に右腕を掴まれて、眉間にしわを寄せた顔で怒鳴られた。
天星先輩が怒っている所…初めて見た……。
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