H! SCHOOL LOVE
『確認しろ…』
天星先輩がその場で立ち止まる。
『確認?
何のですか?』
私もその場に立ち止まる。
『熱があるのかどうか…さっき確認したがってただろ?』
『まぁ……』
さっきはすごくしたかったですけど……。
『確認して、熱がなかったら…俺を信用してくれるよな?』
『それは……』
『家まで送っても…良いよな?』
『…でも…』
『信用してくれ……。頼む……』
天星先輩に訴えかけられるような目で見られる。
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