H! SCHOOL LOVE
「水泳部に好きな男が居るんだろ。だからカナヅチなくせに水泳部のマネージャーになった」
「何を言って…」
「もしかしてこの男か? 王司部長?」
「俺のファンだ」
「天星先輩……」
話に入ってきて、私と王司部長の間に立った制服姿の天星先輩。
「水形は俺のファンだ。分かったなら、さっさと練習に行けよ」
天星先輩…。
私…ファンじゃありません………。
天星先輩と目が合う。
「お前もマネージャーの仕事に行け」
「あっ…」
でも……。
「男目当てなカナヅチ女がマネージャーで良いんですか?
王司部長?」
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