H! SCHOOL LOVE
「卵焼き…ハンバーグ……ブロッコリー?」

弦が不思議そうな顔をする。

「ブロッコリーは、環辺先輩が一番好きな野菜なの」

「…へぇ……」

「この3つで良いよね?」

ダメ?

「ペン」

「へっ?」

「そのペン貸せ」

「ああ…はい」

私は右手に持っていた黒のボールペンを弦に渡す。

「それで何を…」

弦は持っているノートの次のページをめくりと、そこにペンでスラスラと書いていく。
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