うんじゃまぽろっぴー
朔は「そんならいいけど」と言って席に座った。

授業が始まっても聖が聞いてきた事が頭から離れなかった。

「もう分かんない...」

トントン

「えっ?」

私の机を静かに朔が叩いた。

隣を向くと朔があたしの机にメモを置いた。

なんだろ...開けてみると

「朝からやっぱり変だけど大丈夫か?何かあるんだったら言ってみ?」

と書かれていた。

え...私の事見ててくれてたの?

「はっ!」
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