チガミドリ
ふいに涙が出てきた。

ベッドに横になってるから頰を伝って涙がシーツについた。




母さん、今までありがとう。
なんて思いながら真っ暗の部屋の天井をみた





だんだん眠くなってきた。





菜々花は絶対悲しませない。


つらい思いもさせない。いつも守ってもらってばかり。





だから、だからその恩を返したい。
そして菜々花を守りたい。



菜々花のことがすきだから。





俺はいつの間にか目を閉じて
ねむっていた













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