チガミドリ
菜々花side






私は自分の部屋に向かう途中だ。
航の部屋から航の泣き声がきこえた。







航…すきな人だから余計になんて声を掛ければいいかわからないよ…






ねぇ泣かないで…
いつもみたいに笑顔みせるから
だから笑って?


「…」


はぁ...部屋に戻るかぁ…
下をむきながらのそのそ私は歩いた。





SNSのグループチャットを見ると何やらみんながはなしているみたい…






先生のことを。
バカみたい…絶対航もみてるのに…
許せないよ。






カタカタッ
『それはないんじゃないかな?』
と送信した。






そしたら日菜子ちゃんや翔真くんも似たようなことを送信していた。





ふぅ…
ベッドに寝転がった。






いつもはすぐ寝れるのに今日はねれない。




ザザザァァ




目を閉じると雨の音が聴こえた
なんか雨の音がしつこく雑音にかんじる。


はぁ喉乾いた…







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