桜の季節、またふたりで
「失礼いたします、お連れ様をご案内いたします」
個室の扉を開けると、スーツを着た竣くんが座っていた。
「少々お待ちくださいませ」
店員さんが出ていくと、竣くんは照れくさそうに笑っていた。
「竣くん、スーツ初めて見た。
すごくカッコいいからビックリ」
「美春の誕生日だし、たまにはな。
美春もワンピース似合ってる」
いつもと違う雰囲気と服装で、少し緊張していた。
シャンパンで乾杯して、コース料理を食べながらたくさん話した。
お互いの仕事のこと、同僚のこと、テレビドラマのこと、おいしかった食事のこと。
個室の扉を開けると、スーツを着た竣くんが座っていた。
「少々お待ちくださいませ」
店員さんが出ていくと、竣くんは照れくさそうに笑っていた。
「竣くん、スーツ初めて見た。
すごくカッコいいからビックリ」
「美春の誕生日だし、たまにはな。
美春もワンピース似合ってる」
いつもと違う雰囲気と服装で、少し緊張していた。
シャンパンで乾杯して、コース料理を食べながらたくさん話した。
お互いの仕事のこと、同僚のこと、テレビドラマのこと、おいしかった食事のこと。